世界中の嘘つき。

朝から、町内の当番が回ってきた。
黄色い旗を持って朝の通学時間に指定の場所に立ち、学童の安全を見守らなくてはならない。
はっきり言ってめんどくさいけど、こればっかりは地域の皆さん交代で回るのでしょうがない。
二日酔いの顔丸出しで旗もって出かける。
「おはようございまーす」「いってらっしゃーい」「車がきますよー」「気をつけてー」
清々しく任務終了。なかなか貴重な経験で楽し。
あとは打ち合わせとかピンクリボン関係のデザイン作業、原稿書き。


家ではささやかなクリスマスパーチー。
今年は丸鶏一匹のローストチキンをトムとジェリー喰い。
そしてイヴが過ぎて朝方こっそり帰宅。
サンタにならなくてはと、隠してたプレゼントを持って息子のベッドへ。
そろりそろり。しかしちょっと酔ってるのか包装紙のバサバサ音が・・・。
そっと枕元に置いて作業部屋へ移動し、ようやく一息というところへ息子が起きてきた。
サンタさんきたよ!とニンマリしながらプレゼントを持ってきた。
バレてなかったと一安心。
次の日、息子は「昨日パパがプレゼントを置いてるのを見た・・・」と。
アワワっ!バレとったかっ!?
「ち、ちがうよ〜。サンタさんが玄関に置いてたもんで持ってきてやっただけなんよ」
と必死でいいわけする。
何か怪しいというような目をしてたが、何とか納得したようだ。
この場合、俺は大嘘つきか?としばし自問自答。
いや、クリスマスの家庭では世界中あたたかなウソをついてんだ。