おにぎり。

朝早く母ちゃんが冷たい水でご飯を炊く。
自家製の梅干しでおにぎりを作ってもらう。
あとは丁寧に出汁をとったお味噌汁に農家の方が漬けた高菜漬け。
オレにとって究極のメニュー。最高の贅沢。
「人生最後に何を食べたいですか?」と問われたら
迷わず、母ちゃんのおにぎりと答えます。
おにぎり=おむすび
語源は「お産霊(むすひ)」という神様の名前が由来のよう。
これは神道のお話でしょうかね。
ネットで探すといろいろでてきます。
この世に命が産まれるときムスヒの神様が、息を吹き込こむ。
だから、この世を去るときは、息を引き取るという言い方をすると。
ムスヒの神様は、息を吹き込んでこの世に送り出した命(命の乗り物:肉体)を繋ぐために、穀物をもこの世に送る。
命をつなぐ穀物は、代々親から子へ受け継がれ、そして親が米を握り、子にもたせ、命と命を結ぶ『おむすび』となる
おむすびで、結んできた命。
ムスヒの神様の"子"だから、息(いき)の子とかいて、息子(ムスコ)
女の子はムスメ(息女)(娘はあとからの当て字らしいです)
いかにも米文化に生きる日本人らしい言葉ですね。
何回も両手を合わせ、心を込めて結ぶ。
米に作り手の魂が結合する。
ひとつひとつ、気持ちが込められてる。
料理の中でもっともダイレクトに愛情を感じるのがおにぎり。
すげぇな。おにぎり。
母ちゃん、やっぱ美味しいはずだよ!

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