FUKUSHIMAへ。

8月16日。
福島の郡山にて遠藤ミチロウさん主催のイベント「Hello!!816」にHEATWAVEで出演。
いろんなミュージシャンが賛同しFUKUSHIMAから音楽をもって声をあげる。
最後のスターリン246は凄味さえあった。
郡山の夜に鳴り響くミチロウさんのサイレン。
ゾクゾクするし燃えたな。
改めてミチロウさんの強い姿勢には感服します。
イベントに来てくれた皆さん、ありがとう!

▲楽屋にて。

▲キュウちゃん(スターリンver.)と池畑さん。

▲出番直前。

スターリン246。


翌日、ヒロシと相馬へ向かう。
地元のシンガーである堀下さゆりさんと子供たちを招いてちょっとしたワークショップということで、
オレも二度目の相馬へ。
相馬へ来る途中のある場所は極端に放射線量が高いとこもあった。
再び訪れた漁港も当然あの時のまま。
なんつーか、空気さえ重い。
ここで沢山の人が津波で流された。
もし、あのとき息子とこの場にいたとしたら
オレは息子の手を離さずにいれただろうか。
あらためて巨大な自然の猛威を感じては震えてしまう。
放射能がなければもう少し早く復興に取り掛かれただろうし。
当然今もなにも手つかず。
手をつけられない状況。
以前「いのちのうた」の打ち上げで主宰者である安武さんがこういった。
「親というのは子供の寿命を全うさせないといけませんよね」と。
いのちを繋げていくこと。
子供達の寿命を、人生を全うさせること。
それが親として、大人としての使命。
福島に住む多くの子供達の親の気持ちを考えると胸が苦しくなる。


▲景色はのどかなんだけどね。

▲堀下さんとヒロシが子供達と歌ってます。

▲相馬の海。

▲除染中の小学校。それでも数値はありえない。
子供達を家に閉じこめとくのも地獄、外で遊ばせるのも地獄。

▲オレたち大人がちゃんと考えて子供達の寿命を全うさせなきゃならない。