銭湯。

すっかり冬ですね。
寒いのは嫌いじゃないです。
どっちかというと炎天下より極寒のほうが好み。
以前にも書いてたな…。
冬の朝起きて窓の外に雪が積もっていようもんならもう最高。
誰の足跡もついてない真っ白な雪面に立って白い息をはく。
このうえない神聖さが味わえる。
東北や北海道の厳しい冬を知らない九州生まれの九州育ちなので、甘っちょろいけど。
なので「冬」は大好きです。

肌寒いのもあって、思いたって一人近所のスーパー銭湯でひとっ風呂。
人も少なくてのんびり。
昔、親父やじいちゃんに連れてってもらってたあのカランコロンとした大衆浴場の風情を思い出す。
男女を隔てる仕切り壁越しに「お父さん〜先に出るよ〜」とどっかのおばさんの声も響いてたり。
洗面器が転がる深いエコーのかかった音。
田舎の銭湯へ行けばまだまだ残ってるかな。

近所にあるスーパー銭湯っていっばい風呂の種類があるのよ。
露天風呂、岩風呂、電気風呂、寝風呂、座り風呂、ミストサウナetc…。
貧乏性なのか、こういうアトラクションみたいなのは一通り全部入ってしまう。
水風呂だけはムリだけど。
熱いのも苦手。
しかも長風呂苦手というカラスの行水タイプ。
よって温泉に行っても風呂の滞在時間は短い。
かぐや姫神田川に例えれば、恋人が出て来る前にオレは凍死してしまう。
ゆっくりゆったりのんびり入浴できる人が羨ましい。

今日はミストサウナに入ってみるも、ガス室に入ってるような圧迫感を感じそそくさ退散。
唯一、露天風呂がぬるくてぼんやり落ち着けた。
滞在時間は短いけど充分リラックスできましたよ。
家に帰ると息子からパパだけずるい!と叱られました。

▲味気ない男風呂案内。銭湯で混浴あればいいな。年齢制限アリで。
混浴は男の永遠のロマンですな。


▲風呂上がりはこの鉄板のドリンクで。


▲今日はジーナの命日やった。
息子が学校で育てた花をお供えしてた。
みんなお前の事忘れてないよ。