先人の知恵。

紫蘇を買いに八百屋さんへ。
10束購入。

▲色が毒々しいですな。

らっきょもあったので3kg購入。

▲激辛のらっきょう漬けるぞ!


紫蘇はよく洗って枝を切り、塩ふってしんなりするまで待つ。
その間にらっきょの皮むき。
これが大変。息子も手伝う。
おふくろ曰く、らっきょはもっと泥が付いてるやつを買わんと
皮が剥きにくいとのこと。すこし皮に水分が少ないからか。
剥き終わって瓶に詰め、合わせ酢を投入。これだけ。あら簡単!

▲おいしくなーれ。
唐辛子を買ってくんの忘れた。
激辛にしたかったんだけどな。明日忘れずに買わなきゃ。
少し小分けにして、塩漬けも作った。
酒がすすみそう!

紫蘇がしんなりして水分がでたら、良く塩もみして絞る。
黒い液体が出てくるが、この液体は捨てる。
これを3回くらいやって絞ったのがこれ。

▲ゾウのうんこじゃありません。


絞った紫蘇に去年の梅干しの梅酢を投入。
これにより、味が馴染み、色つきも良くなるらしい。

▲梅酢入れてよくほぐす。

▲これが去年の梅。2010年スペシャル。

▲紫蘇投入中!

▲色付くのが楽しみ♪



これでしばらく漬け込み。
土用の丑の日あたりに三日三晩、天日と夜露にさらす。
果肉の発色が良くなるのと種離れしやすい梅になると。
おふくろは、昔から梅を腐らせると災いが起こると言い伝えが
あると言ってた。
この時期カビやすいのは塩分が少ないヤツだと。
昔の梅は塩がふき出てくるくらいに塩を入れてたらしい。
そういう梅は100年以上持つ。
昔の人の知恵はホントすごいね。
ウチのはそこまでないけど、スーパーなんかで売ってる減塩梅のみたいな
梅干しの風上にも置けないような根性なしの梅とは違い、昔ながらの気合いの入ったしょっぱい梅干し。
この梅が我が家の健康を支えてるんです。
毎年多めに梅を漬け続け、おふくろがこの世からいなくなっても
40年くらいはおふくろの梅干しが味わえるようにしたい。
・・・つか、とてもミュージシャンのブログではないな(笑)