Think on the Beach。

しかし暑いですね。うだりますね。
夏休みで体力をもてあましてる息子(9)を連れてプールへ。
夏休みだし家族連れや若い人たちでごった返してる。
そしてこの日の福岡は最高気温36度の炎天下。
焼けたプールサイドから、アチチ、アチチとつま先走りでプールへドボン。
・・・ぬるい!
人多いし、ぬるいし!
目的のウォータースライダーな1時間待ち。
誰に怒れるわけでもないが、残念な気持ちに。
それでも外にいるよりは若干、水の中のほうが涼しいのかな。
オレは早々と水から上がり、パラソルの下でぼんやりと息子を見守る。
息子ははしゃぎまくって、やれクレープだ!次はたこ焼きだ!ジュースだ!
と王様気分になっている。
完全にオレは召使い状態。下僕です。
「おぼっちゃま、そろそろお時間ですのでお帰りのご支度を・・・」
「やだねー」
「・・・ですよね〜」
パラソルの影を追いかけるようにオレも椅子とともに移動する。
結局、閉園近くまで遊んだあとBassicの屋台がある百道浜の海へ移動。
海では息子はスタッフらとビーチでキャッチボールを楽しんでる。
オレは少し和らいだ日差しを浴びながらぼんやりと。
波打ち際で遊ぶ子供たちや若いカップルたち。
とてもピースフルな感じです。
ただ福島の子供たちの事を想うと、やっぱり胸が痛みます。
福岡も国内で一番老朽化してる玄海原発がある。
コイツが溶けたら、この目の前の風景も一変します。
福島のビーチも一変してしまいました。
もう、こんな海水浴で賑わう風景は見れない。
そんなことをぼんやりと・・・。
どんなに美しいビーチでも遊べなくなる。
人間や生き物すべてにとって残酷な話です。
「幸福とは何も感じないこと」といったのは三島由紀夫
人が幸せに暮らすということは、何も考える弊害もない普通に暮らせる生活ということだろう。
しかし、こんだけの太陽熱、もっと利用しないともったいないな。
ジリジリと灼く太陽のエネルギーとともに、引き続きこの息子の有り余った体力をエネルギー変換できないかと妄想。
子供達が楽しく遊んで発電できるアスレチックコースなんかあったら最高なのにな。
・・・なんてビーチで考えながら。
息子が走り寄ってきて「パパー!かき氷買ってー!」。
「かしこまりました。おぼっちゃま。かき氷を食べ終わったら、ご帰宅の準備を・・・」


▲暑中お見舞い申し上げます。(自分はランちゃん派でした)

▲ひゃっほーい!

▲しかし大きくなったな。

▲父さん溶けかけております。

▲悪魔の影。

▲ビーチでのんびり。

▲先日割れたフロントガラス。少々気に入ってます。割れ方が。
facebookではバンブークラッシュと呼ばれています。

▲午後19:30のサンセット。(photo by 息子)