ジーナへのてがみ。

渡辺ジーナ(1997-2011)

今日の午後7時半頃、静かに息を引き取りました。
最後までもがき苦しむこともなく。
段ボールで作った手作りの棺桶に次男が移す。
女の子らしく沢山の花に好物だった食パンも入れた。
ジーナはたしか長男が6歳で次男坊が3歳の時にウチへ来た。
三男が生まれてからはずっとお姉さんらしく、遊び相手になってあげたり。
ジーナ、お前はホントに優しくて美人で(いや美犬?)オレにとっては最高のムスメだったよ。
お前がいなくなって淋しい・・・。
もうボール投げやタオルの綱引きもできない。
カチャカチャとフローリングの床を歩く音も聞けない。
若いときは息子達の面倒もみてくれてありがとう。
晩年は母ちゃんと毎日散歩に行ってくれてたね。
おかげで母ちゃんの足腰も元気で助かったよ。
これから急に足腰弱くなりそうで心配だ。
呼吸してる時も、呼吸が止まって冷たくなっていく時も
息子達にはいい時間と経験をもらってるようで。
家族みんな泣いてた。
ジーナ、今までありがとうな。
お前がいてくれて家族はいつも癒されてた。

末っ子の息子が目を真っ赤にしながら手紙書いてたよ。
ジーナに書いたからパパは絶対に見んでね」と言ってたけど、
こっそり見てしまった・・・。
オレはまた泣いてしもうたよ。
アイツも小さいなりにいろいろ考えてたんだろうな。
明日お前に持たすから。
さよなら、ジーナ。


ジーナへ
14ねんかんもいきてくれて
ほんとうにありがとうね。
ジーナがいなくなるのはさみしいけど
ジーナがてんごくにいっても
ぼくはジーナのこといっしょうわすれないよ。
じゃおやすみジーナ。