Music Has Power。

ZEPP仙台が12年の歴史を閉じる。
その最後を飾るステージに立てたことが嬉しい。
池畑さんプロデュースのARABAKI BLUES。
オレはまず、ベンジー、池畑さんと3人でJUDE。
思えば、このJUDEで最初のツアーファイナルはZEPP仙台だったと記憶してる。
思い出深いところです。
それから、池畑さん・花田さん・富雄さんが数曲やってキュウちゃんとヤノも参加。
ドラム３人のワイプアウト凄かったなぁ。
楽屋でも盛り上がっておりました。
そして凌さんが登場してさらに会場ヒートアップ。
最後は池畑さん・チバ・ヤマちゃん・百々・オレで締め。
アンコールでは全員登場でさらに2曲。
みんな百戦錬磨の強者揃いなんでステージもすごかった。
LASTを締めくくるのにはこれ以上ないロックな夜になった。
演奏が終わってスマイリー原島さんが、ZEPP仙台歴代の総括責任者を紹介。
3代目の責任者はEPICソニー時代、HEATWAVEの担当だった方やった。
こういう節目にまた再会できたのも嬉しい。
なくなるのは残念だけど、ありがとうZEPP SENDAI!

▲出番前に記念撮影。

▲怒濤のドラムバトル展開中。

その後の打ち上げは予想を上回る乱チキ騒ぎ。
そんで案の定テキーラ祭りに。
だいたい言い出しっぺはモーサムの百々。
そして誰よりも先に撃沈する。
しかし憎めない、いいヤツなんである。
最後は池畑さんにおんぶされてホテルまで帰ってた。
こういう時の池畑さんもまたすごいよなぁ〜。
池畑さん自身もめちゃくちゃ呑んでるはずなんですけどね。
気がつけば朝までマッカラン片手のベンジーと池畑さんで
スペインvsイタリアを見ながらさらに呑んでました。
試合終了時にはオレの身体もシビレまくり。
そのまま気絶・・・。
みんな元気で尊敬します。

そして翌朝、ホテルを出て宮城県の山元町というところへ。
ホントはそのまま飛行機で福岡へ帰る予定でしたが、
この日、凌さんとミキオが山元町で震災復興ミニライヴをやるということで
急遽予定を変更しました。
被災地で歌う凌さんを見たかったのです。
山元町は仙台と相馬の間くらいのとこかな。
地元のボランティアの方々の声で実現したとのことでした。
山元町役場と廃線が決まった山下駅の2カ所で凌さんが歌いました。
役場では池畑さんも駆けつけて一緒にステージに上がりました。
オレを車で連れてってくれたザ・ユースのヒロキも。
夕方からは山下駅前でミニライヴ。
今度オレは地元の方のギターお借りしての参加。
そこは相馬や他の被災地同様、沢山の方が亡くなり、復興もままならない手つかずの状況で
皆さんそれぞれに力を合わせて生きています。
凌さんの歌が被災者の皆さんの心に沁み渡り、
ボランティアの方々も涙を堪えきらず、肩を震わせてました。
そんな姿を見て、オレもグッときてしまった。
集まってくれた地元の皆さんもわずかな時間でしたが、苦労を忘れ
ひとときの音楽を楽しみました。
そして凌さんもオレたちも。
・・・音楽は素晴らしいよね。
Music Has Power！

▲山元町の公民館で。

▲オレはタンバリンで参加。

▲池畑さんも急遽駆けつけてくれました。

▲元々ここには居酒屋「源さん」があったらしいが、跡形なく流されたと。
今はボランティア本部として。

▲ボランティアの方々がカレーを振る舞ってくれました。
凌さんがカレーの味付けしたらしいです。美味しかったー。

▲廃線になった山下駅。

▲ここから海は見えないけど、ここまでも津波がのみ込んでったと。

▲相馬でみたあの線路と繋がってたのかなぁ・・・。